ゼロから起業するなら何をすればいいか

ビジネス

「起業したい!」
「でも何をすればいいかわからない!!」

という声をよく聞くのですが、、、
勘違いが甚だしいので、その鼻をへし折ってやろうと思います。
 

超現実的な話になるので、
自分の考えややってきたことを否定されたくない方は見ないでくださいね。
 

この記事を読むと分かること

・正しい起業の仕方が分かる
・失敗しない起業の仕方が分かる
・お金がなくてもできる起業の仕方が分かる
・知識がないところから起業する方法が分かる
・人脈0から起業する方法が分かる
・ビジネス経験0から起業する方法が分かる

起業に関するデカすぎる勘違い

『起業』と聞くと、とても格好がよく、ビジネスに興味がある人なら誰もが憧れるキーワードだと思います。
 

まず最初に。
最も大事で、最もショッキングな事実を突きつけさせていただきます。
 

それは、「起業はしたくてするもんじゃない」ということ。
 

・起業したいから〇〇をする
・起業したいから勉強する
・起業したいから稼げる方法を探す
 

 

これらは全て根本から間違ってます
 

なぜ間違っているのかというと、「起業」というのは目指してするのではなく、
 

「起業したほうがいい”状態”になる」から起業するんです。
 

まだ「??」の方が多いと思いますので、もっとわかりやすく言うと、

「何かの問題を解決すること」をしていたら、お金が稼げてしまったので、起業した。
 

ということです。

 

「起業したくて○○をした」との違いが分かりますかね?
 

正しい例。

例①
公務員試験に受かるための勉強方法を発信していたら、「教えてほしい!!」という声がたくさん上がったので、起業した。 

例②
自分のPC作業を効率化したくて、オリジナルツールを作ったら、「それ売ってほしい!!」と言われ、利益がたくさん出てしまったので、起業した。

これが正しい起業の順番です。
 

起業とかお金稼ぎは、社会問題や悩みの解決
需要と供給とも呼ばれますね。
 
これをよーーーーーーく覚えておいてください。

逆にダメな例。

起業したいので、物販をやってみた。
起業したいので、何が稼げるか探してみた。
起業したいので、起業塾に入ってみた。

目的が起業することになってしまっていて、問題解決に意識が向いていません。
こういう起業は、即潰れます。

※新興企業の5年生存確率は40%です。

起業というのは、「手段」ではなくて『副産物』です。
 

なので、起業は目的ではなく、〝結果論〟だと心得てください。
 


 

僕が実際に犯した起業の大失敗3選

前章で偉そうに現実を突きつけさせていただきましたが、
僕がまさしく〝勘違い〟していた側の人間。
 

自由になりたくて、いろんなノウハウに手を出し、3年かかって1円すら稼ぐことができませんでした涙

物販でそれなりに成果を出しましたが、なんの信念もなく、ただ稼げればいい。という感じだったので情熱を注ぐことができず多くの損失を出しました。

起業して早々、月利マイナス100万円を達成したり(笑)
50万円くらい仕入れた商品が全部A〇azonの規約違反でオジャンになったり、
やりがいなさすぎて、鬱っぽくなったり。

 

ただただ起業したい!!
と、本質を知らずに起業した男の末路がこれです。
 

なんとか今3期目を迎えていますが、しなくてもいい苦労をたくさんしてきたなと思います。

僕が失敗してきた理由は3つ。

1つ目「焦り」

元々消防士として働いていましたが、人間関係や給料、縛られた生活から解放されたくて…
 

1秒でも早く解放されたくて、起業するほどの実力がないうちに消防を辞めてしまいました。
 

最初はせどりや輸出をやりましたが、Amazonやメルカリ、ebayなどを使った物販は、プラットフォームのルールに依存します。
 

アカウントがBANされたら、収入がなくなるわけです。
 

プラットフォームの裁量で全てを失うような、グラッグラで不安定すぎる収入しかないうちはぜっっっったい辞めるべきではありません。
 

少なくとも2,3年は稼ぎ続けられる見込をつくりましょう。
 

2つ目が舐めすぎ問題。

起業すると、だーーーーーれも助けてくれません。

当たり前ですが。
 

独立すると世の中が完全なるサバイバルになります。
 

砂漠に1人放り出されたようなもん。
 

確かに、自由は自由かもしれないけど、
過酷すぎる自由です。
 

〝独立サバイバル戦争〟を完全に舐めていました。
 

失敗が怖い人は、石橋を叩きまくって渡るくらいの慎重さを持ってください。
 

 

最後が順番です。

僕は退職と同時に株式会社を設立したのですが、完全に時期尚早でした。
 
当時の月収は50万程度。
 
法人化は年収800万~1000万くらいが一般的に法人化するタイミングと言われています。
(税金の関係)

法人化するメリットは税金以外にもあるので、一概には言えませんが。

 

ってな感じで、僕は早く起業したいがゆえに焦り、独立という過酷な環境を舐め、順番を間違えた起業をしてしまった、ということです。
 

我がふり直してみてください。
 

絶対に失敗しない、負けない起業法

やってはいけないことがわかったところで、
次は「じゃあどうやって起業すればいいの??」というところをロードマップ的にお話ししていきます。
 

1.自分には何ができるのか
2.世の中のお悩み探し
3.競合・ライバル探し
4.コストをかけるな
5.愛を持ってビジネスを

 
これは本当に最低限の5項目ですが、これを守ればタヒぬことはありません。

迷走することもありません。
 

正しい起業の手順を、何回も見て(メモして)覚えて下さい!
 

1.自分には何ができるのか

まず、大事なのは「自分のリソースの洗い出し」です。
 

リソースとは、「情報、知識、経験、ノウハウ、時間、お金」などのいわゆる〝資源〟です。
 

ビジネスはお悩み解決なので、自分が解決してあげられる悩みが何なのかを知るために、自分のリソースを知る必要があります。
 

じゃあ、自分のリソースをどうやって洗い出すかというと、
 

「ブレインダンプ」をすることです。
 

ブレインダンプとは、脳内のすべての情報をアウトプットすることです。
brain=脳、dump=吐き出す
 

なにをアウトプットするのかというと、
・好きなこと
・得意なこと
・強み
・人よりも時間をかけてきたこと
・人よりも詳しいこと

などです。
 

「こんなこと誰でも知ってるよな…」とか
「自分よりすごい人なんてたくさんいるし…」とか
思う必要ありません。
 

一般的な人よりはちょっと詳しいかな? くらいのレベルでOKです。
 

とにかく「これ以上無理ww」ってところまで書き出します。
 

僕が受けたコンサルでは300個書かされました
 
あ、間違えました。
 

300個書かせていただきました。汗(先生に怒られる笑)

 

地味だし、思い浮かばないし、正直これが一番つらい作業です。
 

これを読んでも9割9分の方がやらないと思いますが、自分の強みを知るのって最強に大事です。
 

逆に、自分の強みが分かれば、それに向かって情熱を注ぐことができるというか、
 

天職が簡単に見つかったりします。
 
 

2.世の中のお悩み探し

自分の強みが分かったら、次が世の中の「お悩み」探しです。
 

需要、ですね。
 

どんなに素晴らしい商品であっても、需要がないものは絶対に売れません。
 

「開発期間10年。5億円の研究費を費やした、どんなウ〇チでも最高においしく食べられる最高の調理方法」

があったとして、買いますか?笑
 

世の中の人は、いったい何に困っていて、なにを求めているのか。

これを感じ取るのが上手い人は、ビジネスが上手です。
 

ニュース、SNSの投稿、リプ欄、Youtubeのコメント、Web検索、Yahoo!知恵袋、

などなど、いろんなところに「人々はなにを求めているのか」のヒントが落ちています。
 

探してみてください。

 

そして、自分のリソースと、世の中の悩みが重なる部分。

それがあなたが起こすべきビジネスです。
 

例えば、

(ダイエットのYoutubeのコメント欄)
「膝が悪い人でもできるダイエットエクササイズがあれば知りたいです」

というコメントがあって、あなたにダイエットエクササイズの知見があるとしたら…?
 

まさにこれが答えですよね。

「障害者向けダイエット」「座りながらダイエット」みたいに、新しい切り口を作れそうですね。

 

3.競合・ライバル探し

提供する商品・サービスの案が出たら、次に、競合はいるのかどうかを探します。
 

自分がこれから世に提供する商品と似ているものを出しているライバルがいるのか。
 

ライバルがいれば、差別化が必要です。
 

わかりやすい差別化でいうと、

20代女性向けのマッサージ屋がライバルでいるなら、
自分は50代男性向けにやる。

店舗マッサージではなく、出張マッサージにする、などですね。
 

もしくは、ライバルを見たときに

「ライバル弱くね? 勝てるんじゃね?」

という判断なら、真っ向勝負しに行ってもいいです。
 

という感じで、

・自分はライバルに勝てるのか
・勝てないならどうやって差別化するのか
・お客さんが自分を選ぶ理由は?
・他の人が真似できないことはなにか?

ということを徹底的に考えていきます。

ここで超重要ポイント。
 

よくブルーオーシャンって言葉を耳にすることがあるかと思います。
 

ライバル不在の独占市場のことですね。
 

ブルーオーシャンがいいとか、
ブルーオーシャンを狙え!

ってみんな言いがちなんですが、ブルーオーシャンには2つの種類があります。
 

1つ目は、本当に誰も気づいていない、穴場市場。

もう1つは、儲からないから誰もやらない市場。

この情報が出回りまくっていて、ネットで簡単にリサーチができる時代に、完全なブルーオーシャンはほとんどありません。
 

なので、基本的にはライバルが一定数いるところを狙うのが原則です。
 

ライバルが多い市場は、儲かる市場です。
 

おいしいから、みんな群がってくるわけですね。

その代わりライバルは強いですが。
 

自分の実力と、ライバルの数・量のバランスを比較して、参入するジャンルを選ぶ必要があります。
 

ライバルに勝てそうだと思えば突撃。

勝てなさそうだと思えば、ズラシ/差別化 を狙いましょう。
 

 

4.コストをかけるな

4つ目は、コストをかけるな!です。
 

起業で最も大事なことは、
”勝つこと”ではなく、「負けないこと」です。
 

大きな売上よりも、撤退しないこと。
 

投資の格言に

「まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ」

という言葉がありますが、ビジネスでも同じです。
 

・初期費用に何百万も使う
・いきなり店舗を構える
・大きな融資を引く
・大量に仕入れる

これら全部NGです。
 

まずは小さく、お金をかけなくてもできる起業はたくさんあります。
 

・体一つでできるビジネス
・ネットを使ったビジネス
・不用品販売
・タダでもらえるもの販売
・理想の事業をしている人のお手伝い

とにかく、最初はこれでもか!ってくらい、
小さく小さく始めることです。
 

5.愛を持ってビジネスを

負けない事業を作るために必要な最後の項目は「愛」です。
 

最後になにそれ?
って思われるかもしれませんが、事業愛はめちゃめちゃ大事です。

事業に対する愛、信念、ビジョン、思い。
 

ビジネスはやっぱり大変なことが多いです。
 

上手くいかないことだらけです。
 

そんなときに、事業への愛がなければ簡単に辞めてしまいます。
 

続ける理由がないと、

エセ起業家
エセ起業家

「大変だし、他のビジネス探そ。」

って簡単に辞めちゃうんですよね。
 

だって誰にも迷惑かからないし、誰にも怒られないですからね(笑)
 

大変なときに、それでも続ける理由として一番大きいことが、ビジネスへの愛です。
 

ぜひ、そのビジネスじゃないとダメな理由を持ってください!
 

 

まとめ

起業って、当たり前のように日本の教育では教えてくれません。
 

日本人は起業できないように、教育システムが意図的につくれられているんですね。
 

だから、起業で失敗する人がめちゃめちゃ多いです。

 

ただ、なにも持たない凡人でも大きな金額を稼ぎ、
時間にも場所にも縛られない働き方が手に入るのは起業しかありません。

 


起業は、正しくやれば誰でも成功できます。
 

・起業とは副産物である
・仕事とはお悩み・問題解決である
・負けない起業法を実践する

 

これを守れば、とりあえず何百万も借金し、失敗し続けることはありません。
 

ぜひあなただけのビジネスを作って、理想の働き方を実現してください。

応援しています!
 

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