・救急隊員として救急出動2000件
・人の不幸や最期に立ち会いまくる
・火災現場も多く経験
そんなダークな経験をしまくってきてわかった、あなたにとって最高の人生を送る方法を書いていきたいと思います。
理想の人生の終わり方
病院のベッドで家族に手を握られながら逝きたいわぁ
天に召されるときって、なんとなくそんなイメージが強いかもしれません。
うちの母親も常々、「寝てる間にコロッと…」とか言ってます。
しかし、残念ながら…
経験上、そうはならないことの方が多い気がしてます。
リアルな人生の終わり方
2000件以上救急現場で出会ってきたリアルな人生の終わり方は、
こんな感じのばっかりです。
「え!私の人生ってこんな終わり方!?」
っていうセルフツッコミが聞こえてきそうな最期を迎える人が多すぎます。
思わず目をそむけたくなるような現実ですが、これが今この瞬間も日本中、世界中で起こっていると思うと、ちゃんと向き合わないとな、と思います。
東日本大震災で津波に流され、波が引いた後に瓦礫とか流木の下敷きになってるところを見つかった人とかも見ました。
誰かが殺されたとか、事故で亡くなった話とかが日々ニュースで取りざたされていますが、実際は何百倍も多くの事件が起こっています。
ニュースで流れる事件は氷山の一角、などではなく、一角と南極大陸くらいたくさん潜在的な事件が起こっています。
名もなき死者たち。
彼らは死ぬ直前、どんなことを考えていたのでしょうか?
人生で後悔したことランキング栄えある第1位は…
人は死の直前で、どんなことを思うのか。
その第1位は…
「挑戦しなかったことへの後悔」だそうです。
僕が思うに、やらなかったことを後悔する、ということがもちろんあると思いますが、
「そもそも自分が何をしたかったのか分かってなかった」
というパターンも相当多いように感じます。
自分が人生をかけて大事にするべきものが一体何だったのか。
それが死ぬ直前になってわかるって感じ。
気付いたころには時すでに遅し。
巻き戻せない時間にやるせない後悔を感じながら、人生を終えていく。
ほとんどの人がそうなっている気がしてなりません。
あのスティーブジョブズですら、最期の言葉は「もっと家族との時間を過ごせばよかった」だったらしいです。
ちゃんと自分と向き合わないと、死ぬ間際まで自分にとって本当に大事なことが何かわからずに終わります。
最高の人生を送る唯一の方法
今のままの人生が続いて、最期に「もう一回同じ人生をやりたい!」と言える人がどれくらいいるかと考えると、悲しくなってきます。
後悔だらけの人生を送る人の共通点は「人生の終わりを意識していないこと」これに尽きると思います。
親がいても子どもがいても、結局人生は自分のものです。
どれだけ大事な人がいても、この人のためなら死ねる!と思えても、人生は自分以外の誰のものでもないのです。
誰かのために生きるって美しく見えるかもだけど、自分の人生を自分のために全力で生きてる姿の方が見る人を惹き付けるように見えます。
大谷翔平選手とかまさしくそう。
彼は誰に反対されても自分の信念を曲げずに、メジャーリーグという最高峰の舞台で二刀流をやってのけました。
その挑戦する姿勢が見る人を感動させ、夢を与え、多くの人の生きる原動力になってます。
めちゃめちゃ他人のためになっていますし、彼がホームランを打つたびに、何万人、何百万人、それ以上の人が喜びます。
ただ、間違いなく言えるのは、彼は絶対に「誰かのために野球をやっていない」ということです。
応援してくれる人が0人だったとしても、自分が追い求める野球選手を目指して努力し続けていたと思います。
いい意味で、大谷選手は自分のために野球をやっています。
そして、それは全ての人にとってそう在るべきだと思います。
要するに、誰に止められてもやり続けてしまう何かを見つけられるか。
何を犠牲にしてでも全力で愛と情熱を注げることに出会えるか。
それを見つけられた人こそが本当の意味で幸せで、後悔のない人生を送れるんだと感じます。
僕の人生の目的
仕事って、自分の人生を通して最も意味深かったことを使って、誰かに価値を届けること。
その活動の事だと思います。
僕は誰よりも人が死ぬところを見てきました。
その体験を言語化し、1人でも多くの人の人生を好転させられるような情報を発信すること。
これこそが僕が人生をかけてやるべきことだと自負しています。
人生に同じものはありません。
どんなにくだらないと自虐する人生を送ってる人でも、世界を探せばあなたが救える人がいます。
たった一人でもいい。この記事を読んで人生を見つめ直すきっかけになれば、僕にとってこんなに嬉しいことはありません。
何者でもなかった自分が、誰かの役に立つ瞬間。その瞬間のために全てをささげて文章を書く。
これが僕の仕事です。
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