ネット物販に限らず、どんなビジネスでも必要になってくる工夫が【差別化】です。
差別化の意味を改めて復習しましょう!
差別化とは競合他社に対して自社のポジションを確立するために意味のある違いを打ち出す活動のことをいう。
コトバンク
ということです。
僕なりの解釈は、
お客さんが「あなたから買う理由」を作ってあげること
だと思っています。
同じ商品、同じ金額、同じ写真、同じくらいのセラー評価、、、
なんの違いもなければ、でお客さんは”なんとなく”で判断し、誰から買われるかはただの運試しになってしまいます。
他のセラーではなく、なぜあなたから買いたいと思う理由を深堀していきます。
Toy & フィギュアはやらない
Toy & フィギュア系をやるのはやめましょう。
理由は誰でも思いつくからです。
最も王道でメジャーでひねりのないカテゴリーがToy & フィギュアです。
競合が多いということは、価格競争になるということを意味します。
特別な仕入れ先を持っているセラーや、大ロット(何百万単位)で仕入れるセラーが薄利多売で戦っている世界です。
一般新規セラーが入って、稼ぐことは難しいでしょう。
カテゴリーというのはとても多くの種類がありますし、世界にはいろんな趣味を持ったバイヤーがたくさんいます。
Toy & フィギュア以外でもたくさん売れるものはありますので、違った角度でカテゴリーを見てみましょう。
「じゃあ、どんなものが売れるの?」
という声が聞こえてきたので、追加で情報提供します。
日本にはとても高度な技術を持つ職人がいます。
そして、技術に憑りつかれている外国人がたくさんいます。
「日本の包丁」などはいい例ですね。
「刃物は送れない」という誤った認識をしている人も多くいるのでチャンスです。
パソコンのパーツなども高単価でよく売れるカテゴリーです。
それぞれのカテゴリーにコアなファンがいます。
どうやってその人たちに認知してもらえるかがカギですね。
カテゴリーで差別化する
ストアごとのカテゴリーは絞って出すことをおすすめします。
1つのカテゴリーに特化するのもいいですが、「3つ」がちょうどいいと考えています。
注意点は、3つのカテゴリーをバラバラに考えるのではなく、関連性を持たせて決めることです。
例えば、釣り用品を取り扱う場合は、
・釣具(リールやルアーなど)
・釣り用のバッグ
・釣り好きが好むファッション
のように、釣具/バッグ/服という違うカテゴリーに関連性を持たせることで、網羅的な専門店にすることができます。
”先”の商品で差別化する
”先”とは、【予約商品】を意味します。
これはフィギュア関連など、ビッグカテゴリー(ライバルが強いとき)に使える手法です。
ポイントは「誰よりも早く出す」ということ。
Twitter等で最新の情報を入手し、誰よりも早く出品することで自分から買われるようにします。
基本的には予約(Pre Order, PSLをタイトルの最後に付ける)で出品します。
ebayは1ヵ月先までの予約商品までしか許可していません。
しかし中には、もっと遠い発売日(3か月先や半年先など)まで出品している方もいます。。。
予約商品には基本的に「Pre Order」などの文言を付けますが、それをあえてせず、購入されてからメールで説明する、といったやり方をされている方も。。。
これがいいとか、悪いとか、そういった話ではなく、実際に差別化するためにやっている人がいるという事実としてとらえて下さい。
実際にやる際は自己責任で。
大きさ/重さで差別化する
大きい物、重いものは配送コストが大きくかかるため、敬遠する人が多いです。
なので、大きくなればなるほど、重くなればなるほどライバルセラー数は減っていきます。
送料は確かに高いですが、ライバルが少ない分 価格競争も起こらず、利益が出る商品はたくさんあります。
※料金は毎月当たりの発送量に応じて契約内容が変化します。
見せ方で差別化する
バイヤーが商品を購入するときに最も注視するのが、「画像」です。
「商品ページの顔」ともいえる画像は、バイヤーに「おっっ!」と思わせることができる強力な武器です。
同じような写真がずらっと並ぶ中で、一枚だけテイストの違う写真があったら必ず目を留めます。
・画像の順番を変える
・違うアングルで撮る
・背景色を変える
・赤枠で囲まれている
など、いろんな工夫をすることができます。
ネット物販は、実物を見ずに購入します。
その時の判断材料は、「画像」と「商品説明」ですが、8割は画像、あとの2割はその他の商品説明、セラーの評価などで判断されます。
2割は「その商品を購入しても大丈夫か」の答え合わせに使用されるものだと思ってください。
「ネット物販は画像を売ることと心得よ」
とOEMで年収4000万くらいある先輩が名言をくれました(笑)
有在庫の方は撮影機材にこだわると、一瞬で機材費を回収できるくらい販売できるようになりますよ。
仕入れ先で差別化する
いつもどこで商品を仕入れていますか?
Amazonだけじゃないですよね?(笑)
売り先を探してばかりで意外と盲点になりますが、「どこから仕入れるか」によっても差別化することにつながります。
オンラインショップにはたくさんの専門店があります。
仕入れ先を工夫することも、ほかのセラーが見つけられない商品を見つけることができ、大きく差別化できるきっかけになります。
日本にあるオンラインショップをまとめてみました。
≫≫仕入れ先で差別化!日本のオンラインショップ総まとめ≪≪
分解/セット売りで差別化する
セットで売っているものをばらして売ったり、
別々の商品をセットにして売る、という方法も効果的です。
ただ単にセット、ばらし売りはすでに知られた方法ですが、分解することで本来は出荷できないものができるようになったりします。
例えば、「ライター」は危険物として出荷できないものですが、分解してライターとしての機能を失わせ、ただの金属部品として、内容物を記載したりすると送れたりします。
可燃性の液体は必ず抜きましょう。
Amazonには、「これを買った人は、この商品も一緒に買っています(Buy it with)」
という項目が、商品ページにあります。
商品ページを少し下にスクロールすると出てきます。
Amazon.com(アメリカのAmazon)で出そうと思っている商品を探し、一緒に買われているものをセットにして出品するというリサーチも有効ですね。
ジャンク品で差別化する
スクールでもコンサルでも、ジャンク品は取り扱わないほうがいい、という指導をすることが多いです。 壊れている(かもしれない)ものを扱うには「慣れ」が必要です。
全くの素人がいきなりジャンク品に手を出すのは、もちろん危険でしょう。
しかし、ジャンク品は直したりすることができれば、とても安く仕入れられる素晴らしい商材に変わる可能性を秘めています。
多くの方がジャンク品を避けますので、その時点で差別化できます。
また、ジャンク品の中には、「ただ動作確認をしていないから保険の意味で…」という理由でジャンク扱いされているものも多いです。
買ってみたら普通に動作品だったなんてことも多々あります。
その時はただのおいしい買い物になりますね。
人が避けたがるところにチャンスは転がっていますので、ある分野で知識を付けて、直して売る、ということも大きな差別化の要因になります。
ジャンク品はヤフオクとの相性が良く、多く出品されています。
Yahoo!関連のサービスを高頻度使用される方はプレミアムにしたほうが総合的にお得です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ebayで売上を立てたかったら、人とは違うことができないかを死ぬ気で考えましょう。
実は、多く売っている人ほどルールギリギリを攻めたり、リスクを取っていることが多いです。
バイヤーに、あなたから購入する理由を作っ
コメント